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山口県立美術館で開催中の、香月泰男展♪
第二次世界大戦直後までシベリアに4年間拘留されていた香月泰男。シベリア収容所から帰国した香月泰男は、戦争とシベリア抑留の体験を四半世紀あまりにわたって描きつづけ、57点の油絵に結実した「追憶のシベリア」。シベリアから帰国後、家族とともに、生まれ故郷の三隅で穏やかな生活を送るなかでの、過酷な抑留の記憶・・・。あの寒さや、あの絶望感・・・。忘れたいけど忘れられない、忘れてはならない惨めさと労苦の日々・・・。シベリア・シリーズを描くのはこれで終わりにしよう・・・そう思いながら、最期までシベリアの記憶から逃れられずに描きつづけた香月泰男。「香月にとって、帰国してからが本当の意味でのシベリアのはじまりだったのかも知れない・・・」の後書きがとても印象的でした（苦）山口県長門市三隅出身の画家、香月泰男の生誕100周年（1974年逝）を記念して「追憶のシベリア」と題された展覧会は、山口県立美術館にて5月8日（日）までの開催となっているので、このGW中に香月泰男展を観に行かれてみては？ちなみに香月泰男美術館は山口県長門市三隅にあります。

山口県立美術館で5月8日（日）まで開催中の香月泰男展

香月泰男のシベリアシリーズ。山口県が世界に誇る画家ですね♪
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